先日「アンリドール」からドレスの仕立を頼まれたドールです。
届いた時は全身汚れ、モヘアウイッグは毛玉状態、麦藁帽子は膠の様な糊が浮き出てました。
ボディーはお湯で軽く拭き、ヘッドは洗剤を薄めてクリーニングしますと、見違える程サッパリしました。
ドイツとばかり思ってましたが、ひょっとするとS・F・B・Jかもしれません。
ドレスは元々着ていたワンピースを参考に、色合いが似ていた手持ちのアンティークや現代物シルクで、レースもアンティークとヴィンテージの物です。
モヘアウイッグを新調し、古いコルクペイトは手直ししてそのまま使いました。
帽子は飾りを全部剥がし、お湯で糊を拭い、取り切れないので、ドレスと同じレースで覆いました。
シューズも手縫いし、ソックスは既製品を少し染めています。
なんとか綺麗になりましたので、アンリさんに送り返し、今頃は持ち主のお家に戻って可愛がって貰っている事でしょう。
さて新作の方は、ブリュ4が完成し、テートジュモーのジャケット部分が残り少しです。
先日のキルトフェスティバルの折、ポーさんから入手した薔薇柄のリボンがアクセントのドレスです。
春色のお洒落なツーピースを目指しています。
次はシュミットかアーティか初お目見えのブリュ8かそれとも素朴顔のトリステか?ペイント途上のままヘッドがゴロゴロしています。
頭の中にはすくっと立つドール達のイメージは夢の如く広がっていて、最近手が遅くて作業能率が落ちているのを不甲斐無く思っている所です。
スポンサーサイト